代表 長井より大事なお知らせ
代表理事の長井正典です。
2013年にフィリピン・レイテ島を襲った台風30号【ハイエン】の支援にレイテ島・タクロバンに行き、そこで出会った通訳のLarry。
彼からフィリピンの現状を知りフィリピンの貧しい子供達の教育支援が始まり6年の月日が経ちました。
その間に私自身リンパ癌、Larryは肺癌となり旅立ちました。
私は今も治療しながら、フィリピンの子供達の笑顔の為にTeraKoyaを維持してきました。
しかし、この度のコロナウィルスによりフィリピンの現状・維持する側の日本の現状・私個人の現状を踏まえてTeraKoyaを閉校する事に決めました。
コロナウィルスが終息した際に再びフィリピンに行き、校舎を寄贈する所存です。
学校を建てる事も大変でしたが維持する事は何倍も大変です。
沢山の迷惑・犠牲を出しながらも何とか維持してきましたがコロナウィルスの猛威には太刀打ちする事が出来ない結果となりました。
長年サポートしていただきました方々には感謝の意を捧げますと共に、開校して5年間で終わる事は断腸の思いであり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
良い言葉が全く出てきませんが、皆様方、今まで本当にありがとうございました。
特に、子供に対する教育は、人としての未来への可能性を広げることに繋がります。
しかし、フィリピンでは子供に教育を受ける権利が保障されているとはいえず、一部地域において成人になっても文字が読めない人達が貧困の中で生活しています。
現在、経済発展に勢いのあるフィリピンでは貧富の格差が広がっています。
文字を読めることができれば、貧困から脱出し生活の糧を得るために就職をすることが出来ます。
地域の親達も子供に教育を受けさせようと小学校に入学させますが、1日1ドル必要となる交通費・給食費が捻出し続ける事が出来ず、多くの退学者を出しています。
教育を受ける機会を失った子供達は成人して子供をもうけ、再び、教育を受ける機会を与えられない子供達が生まれるという貧困・負の連鎖が続いているのが現状です。
私達は、フィリピンにおいて地域のボランティア団体と接触をもち、物資支援活動を通じて協力し、学校設立及び運営を目標として活動してきました。
しかし、個人としての活動には限界があり、特定非営利活動促進法に基づく法人格(NPO法人)を取得し、現在の活動基盤を磐石なものとし充実させ、教育の充実を通してフィリピンの子供達の未来への可能性を広げることを誓願・目標としています。
フィリピンの子どもたちのために
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